最近は自分自身は快調である、と思われる。仕事はキツいけれども、それに見合う評価もあるし、何よりリスペクトがある。外人部隊は外人部隊なりに、だ。
ここ3ヶ月は、ハチが育児ノイローゼっぽいので通院している。ココロの病は手当てが早い方がいいからで、それは自分自身の経験でもある。
ハチの場合、どうやら母があれこれと聞きただして、クチを挟まれるコトが苦痛らしい。母にしてみれば、昔ならありえない、というが今は昔ではない。同じ時間を生きているわけではない。50年前と同じようにはいかないのである。
先生によれば、ふぇりっくす自身がうまく再起したことが原因で母は呆けた、というか、一種の痴呆になっている、という。本人は至って自覚がない、とも言い切れない。まあ、先生なりの方便で納得させてくれているのだろう。
実は木曜日に既に通院していて、先生には、ハチが母を恨むことは最後にはふぇりっくすを憎むことになる、何故なら、かっての自分自身が、やはり義理母との確執から、決定的に元カミさんとの対立に至り、破状したからである。もっともアレは親離れ子離れが出来ていない親子だったから仕方がない、とも言えるが。
しかし、先生からは親とハチの択一になったらどちらを選ぶか、とは聞かれた。親を見捨てることにします、とは言ったが、出来るかな、と思うのだ。しかし、出来なければ未来は無くなるだろうと思う。そこに全てがかけることが出来なくては、結婚は何だったのか、ということになる。
人の関係はデジタルな解決は望めないから、小手先みたいだが、その場でベストの解決策を選択していくしか手立てはない。せめて、自分が最悪でないことが救いであると思う。