最近、我が家はハトと抗争中である。 子供がいないときは気にしなかったが今回は事情が違う。 ハトは汚い鳥なので子供には良くないのだとか。
集合住宅でバルコニーが2面あるので、2方面作戦である。
1.キッチンバルコニー編
隣が空き家なのでそちらにいるときは手が出せないが、隣の手すりに止まって様子伺いの時にはデッキブラシで威嚇して追っ払うこと数回。仕舞には敵もさるもの、1階上の屋上に逃げて様子を見るようになってしまった。 これでは効果がないし、手が出ないので、”駄菓子屋”銃砲店で仕入れてきた銀玉鉄砲を悔し紛れに発砲したら偶然命中! ハトは「豆鉄砲を食らって」飛び去った。 以来、こっち側のバルコニーには飛来しなくなったようである。 上の階、下の階には来るがウチの階には来なくなったのは確かである。
2.リビングバルコニー編
ハチがやっていた園芸プランターを片付けて山積みにしておいたら、なんと奴等、その隙間に巣作りを開始したのであった。 気がついた時点で巣は30%ほどの完成度だったので、即撤去。 ガラクタも隙間なく積み上げなおしたのだ。 それでもやつらは枝をくわえてやってきた。 追っ払ったら、1羽は逃げたがつがいの一方は出るに出れない奥に入っていたので、わしづかみで捕獲。 「今度来たら、羽むしってローストだからな。」と説教して頭をペチペチしてから放した。 わしづかみの際暴れたので、尾羽を半分ほどむしる結果になってしまった。
3.その後
向かいの建物の屋上から懲りずに様子を伺い、人気がないと飛来する覚悟はあるようである。留守中に備えてホームセンターでネオジウム磁石という強力な磁石を吊るしてみた。 ネットによると鳥類の帰巣本能は地磁気と大きな関係があるので磁場が発生すると体内磁針が狂って帰巣に手間取ることになり嫌がるらしいのである(最近、レースバトが迷子になるのは携帯電話のアンテナの磁場と無関係ではないそうだ)。 これでもダメなら次回は剣山の大きなやつ(猫撃退用)を買ってきて平らなところには置きまくってやるつもりである。
ウチの近所は、野川もありカワセミ、セキレイ、河鵜、カルガモと野鳥も多いので、ハトだけ狙い打つのはかなり難しいのが現実なのだ。 カラスもいるが、カラスは賢い。こっちが相手でなくて良かったと思ったが、ハトはバカでずうずうしいことも判った。 ハトは平和の象徴とも言われるが害獣である。