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JUGEMテーマ:四十路のつぶやき
ワークライフバランス、という言葉が大手を振って語られるようになって等しい。が、実際に実現できている人、企業ってほとんどないのではないか、と思う。
ワークライフバランスの実行には、企業の雇用体制と人員配置、そして労働者の裁量という要素がうまくバランスして初めて成り立つのではないかと思う。
実際、昨年度までは予備の人員が確保できなかったから、何でも一人、休み、穴あけは許されず、精神的に休んでというのはメンタルが追い詰められた時の緊急回避措置となっていた。
今年度は5月からサポート要員が入ったおかげで業務負荷が減り、何とか回せる余裕が出てきた。本人に余裕ができてくれば、「ここはいなくてもいいな」とか思えるから自然とサボるようになる。このサボる、というのはポジティブな意味のサボりである。つまり、積極的に会社とかかわらなくなるようになるのである。 これは嫌な業務にあてられていない場合に限ってだが、今の自分はやりたいことをやりたいだけ責任をもってやっているから、かなり裁量があると感じている。この裁量から出てくる余裕で、業務の見直しや改善ができるようになってくる。
そうするといいスパイラルが回り始めて、仕事と生活のつり合いが取れてくるし、家族のことを思うことができるようになってくる。仕事は飯の糧だから、精神的にどうしても家族より優先されがちのはず。 余裕ができてくれば、仕事と家族を天秤にかけて公平に優先順位を判断できるようなる。仕事もハッピーなら家族もハッピー、自分もハッピー、ということである。
これは残念ながらすべての人が享受できているわけではないのが今の日本の状況である。なぜなら、自分で好きな仕事を裁量をコントロールしながらやってる人なんてほとんどいない。かくいう自分だって、時と場合によってはコントロールできない時も多い。でも以前はゼロだったが、今は限りなくイチに近い。ゼロとイチでは大違い。
ホントの幸せを考えることができて、将来の不安を具体的に考えることができるようになる。生活に流されていれば立ち止まれない。
立ち止まって初めて、ワークライフバランスは始まると思う。 走りながらはない、と思う。
インドネシアは不思議な国である。ムスリム国ながらムスリムらしさがマレーシアよりも薄い。が、実際にはムスリムが深く生活に根差している。 今回はラマダンに入ってから監査という信じられないスケジュールの悪さである。
行きのJAL便では、ランチメニューが希望の通りにはならなかった。品切れである。これは仕方がないのだからあまり気にしなかったが、前回のシンガポールフライトでも品切れに遭遇したので、「またかよ」感はあったのだが。 メシが終わって二査しくなってから搭乗員が「品切れ申し訳ございませんでした。実は一つ余りが出ましたのでお味見でもいかがですか」と言ってきた。エコノミーの給食で2度食いはない。そんなに自信があるのか、過剰反応である。手稲にご辞退申し上げたら、降りる間際に「お子様にお土産を」と言って機内グッズをくれたのだ。ありがたく頂戴したが、飯が切れたくらいでここまでしなくていいと思うだよ。
あくまでもエコノミーなんだから、余計なことしなくていい代わりに、もっと欲しいものがいきわたるようにするとか、ベバレッジサービスを向上させる方がよいのではないか、と思うのだ。
JALの皆さん、あなたたちのサービスは素晴らしく良い。だが、失敗した時の謝り方はもっとスマートでいいのではないか? ビジネスの客ならいざ知らず、エコノミーの客はそこまで期待していない。
顧客対応って大変だと思うけど、スマートにメリハリつけてくれるといいと思う。クラスなりにやり方に区別がっても文句はないよ。支払っている額が違うんだから。
今回から新入りも連れて行ったのだが、いまひとつ、すべてを任せられず、ストレスがたまる。しかも、咳まで出始めて風邪の兆候である。監査初日からこれでは思いやられる。「ジャク」を連れての出撃は大変だな、と思う次第。それでも新人とは言っても外人部隊兵だからもう少し信頼してもいいのかな、とは思うのだが。経験もあるし、タフだと思う。しかし、これが口下手だったりするから困るのである。監査人に口車は必須だからこれではなあとおもうのだが、まだ皮をかぶっているのだろうと思う。
その見返りに執行部の考えや様子もそれとなく教えてもらっているが、これは門外不出の情報である。会社も偉い人は大変だなあ、と思うわけで、やはり東証一部上場ともなればそれなりのかじ取りもしなくてはいけないのである。
じいちゃんは口は悪いが、人はいい人なので黙ってついていくつもりである。いままでこの人のためなら、という人は身近にはいたが、こんな偉い人にはいなかった。それは前の会社では限界であったのだろうとも思うのだが、やはりいい会社というものにはいい人がいる。小さい会社を否定するのではないが、いい人の割合が一定ならば規模が大きい方が巡り合う確率は大きい、という証左である。
本当に勉強になるなあ、と思うし、最後は人だな、と考える次第である。
北海道出身ということで、朴訥な感じであり真面目な感じはするのだが、監査人としてのコミュニケーション能力にはやや疑問である。 どちらかと言えばプログラマのような黙々と仕事をするタイプとみたのだが、まだ皮被っているだろうから期待半分というところか? しかし、人の教育なんて何年ぶりであろうか? ずいぶん久しぶりな気がする。要領を忘れてしまった。
気疲れと今までのマイペースが崩れてちょっと不安と焦燥が溜まって一日が終わった。
入ってきた若いやつに罪はないが、会社としての組織運営には大変な不信感を抱いているわけでどうしてくれようか、という気持ちである。
一つの節目が来たのかもしれないなあ。