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◆そもそも面接では何が大事なのでしょうか?
これまでの経験やスキルが認められ、面接に進んだ候補者が、なぜ、採用見送りになってしまうのかをご存知でしょうか?
採用が見送りになってしまう理由の多くは、「そもそものやる気が感じられない」という、基本的なことなのです。
面接ノウハウ本で対策を考えたり、無難な転職理由を言っておこうと、もし、あなたが「面接を通過するための面接」をしようとしてしまえば、採用する企業側は全部お見通しなのです。
企業が探しているのは、「この会社で本気で働きたい」という意欲や熱意を持った人物です。
「この仕事にぜひ取り組ませて欲しい」と面接で提案できる人は、面接、ひいては転職活動に成功しています。
◆面接におけるNGポイント
「キャリアアップを目指しての転職です」
一見、前向きな転職理由に聞こえますが、この言葉は企業側に響かないケースが殆どです。
なぜなら、「キャリアアップで転職するなら、いずれは当社も辞めてしまうんじゃないか?」と考える
企業もあるからです。
そんな抽象的な言葉では、本当の転職理由が分からないため、応募者の本意を疑う企業もあるからです。また、在籍している企業に不満がないのに、なぜ転職活動をする必要があるのでしょうか?
・「キャリアアップやスキルアップをしたい」は嫌われます!
・きれいごとやウケねらいは、失敗のもとです!
・「マネージャーになりたい」だけでは不充分です。なってどうするのでしょうか?
・「○○ができます」だけではなく「○○をやらせてください」も必要です!
・自己PR的な演説はやめ、自分自身を提案しましょう。
◆選ばれる候補者の4つのポイント
<最初の5分の印象で相手を惹きつける>
最初の5分間の印象が、最後まで尾を引くのが人間です。
第一印象は、とても大事なのです。
「笑顔」、「元気で明るい声」、「話が簡潔で分かりやすい」、「相手の顔を見て話す」等
経験やスキルとはまったく関係ないポイント(人間的な部分やヤル気)が見られるのです。
<企業研究と自己分析を怠らない>
応募理由がきっちりと言えるのは、どんな会社なのかをあらかじめ調べ、そこに自分が向いているのかをきちんと把握してこそです。
事前準備に手を抜かない人の面接は、採用する企業側も力が入ります。
「面接で企業を見極める」ことも面接の側面ですが、そのためには、まずご自身が企業研究と自己分析をして、仮説を持って臨まないことには判断できません。
また、どの業界や業種でも、問題点や成長の障害となっているものがありますので、それらを事前に研究しておくことも重要です。
例えば、あなたが『貴社の成長性の高い部門で働きたい』と志望動機を述べた後に、面接官から『この業界はこれこれこういう事を考えると、先々の成長性は無いと言う人もいるのですが、あなたはどうお考えですか?』とあなたの意見を否定するような質問をする場合もあります。
ただ、焦る必要はありません。『そのようなご意見があることは存じております。ただ、その点につきましては、これこれこういうことから問題ないと考えています。』と回答ができるのが理想だと思います。
<不満をポジティブに捉える>
会社を辞めるからにはなんらかの不満はつきものです。
しかし、不満をそのまま語るのは、ネガティブに受け取られる可能性が高いですが、逆に、それらにフタをして「スキルアップのための転職」などと曖昧な言葉で濁すことも危険です。
まずは、その不満の解消が転職先で実現できるかを考えてください。
例えば、その姿を描きポジティブな動機にする、というやりかたもあるのです。あなたの転職の理由が、現実逃避ではなく、転職によって実現できるチャンスであることを堂々と語ることが肝要です。
<自分を提案できる人>
採用企業側は、あなたの経験やスキルを職務経歴書を通じて既に把握しています。
面接の上手な人は、自分の世界に浸りながら主張するのではなく、応募先の立場で面接官の望んでいる答えを考えながら、面接官との対話を通じて自己PRができるのです。
「私は御社にこんな貢献ができます」「この仕事がしたい。ぜひ、やらせてください」と自らを提案できる人を企業は欲しいのです。
よくこんなに沢山書けますね。
私は、数行書くのがが精一杯です。
書いているうちに長くなりました。