首から方の筋肉(僧帽筋)の首筋部分がが痛くなるのはなぜか。 どうも原因は睡眠不足による車内睡眠補充によるものらしい、と判って来た。
睡眠不足になると、電車で座れれば眠ってしまうのは当然。 しかも1時間も座っていられればその分寝てしまうだろう。 通常の睡眠の通り、横なったり、リクライニングする椅子であれば、首筋部分の筋肉は頭部を支えるという重責から来るストレスが少ない。
が、一般のベンチシートみたいな車両では座ると背中は90度に近い角度で直立する。すると脊椎と頸椎の真上に5キロ(成人男子)前後の頭蓋骨と中身がマウントされる。脊椎と頸椎は垂線方向の重量は支えてくれるが、それ以外の方向の力は首筋の部分の僧帽筋が担当することになってしまう。
目が覚めていれば視覚と三半規管が頭部の動きを自律的に調整をするので、僧帽筋の一部に局地的に不可がかかり続けることはない。 眠ってしまっていると、視覚と三半規管による自律調整が減るので、副交感神経のため筋力で頭部は固定された状態に近くなる(列車の振動、加減速などで多少はゆすられて動くから)。しかも疲労などで睡眠が深いほど、固定する動きの方向へ筋肉は制御されてしまうのだろう。
そのため、筋肉は頭部の重量に押さえつけれて半固定状態となる。 イキオイ筋肉は疲弊する。 腫れれば頸椎を締め上げるので、頸椎から腕に伸びる神経繊維は圧迫されるのでしびれが出る。
つまり寝るたびに首(僧帽筋の一部)にストレスをかけ続けるので、寝てはいけないのではなくて長時間眠らないようにしないといけないのではなないか、と考えている。
実はこのところ、京王線内で座るチャンスがなく座る時間が短くなってきたのだが、そのため寝る時間も少なくなっている。 そのせいかどうか判らないが、首の痛みが改善されつつあるのだ。 もちろん、○ンメルツなんかを塗って筋肉の血行を上げる努力も併せて行っているのだが、○ンメルツにそこまでの威力はない、と思うのだ。
また同様に小田急ホームライナー唐木田行きに乗っても首は痛くなっても度合いが少ないし、回復が早い。
ベンチシートでの着座睡眠が方の痛みの原因と考えた次第。 遠距離通勤で首が痛い人は、座って爆睡していないか? ご確認してみてはいかがだろう?